お知らせ
私的活動
医師としての活動以外の私的活動について。
新年に入ってからの僧侶活動です。
2026年1月8日 「千人声明(せんにんしょうみょう)」という法要に参加しました。

京都コンサートホールで、千人の僧侶が読経する・・・というイベントですが、実際には250人の僧侶の声明と雅楽のコラボレーションでした。
声明というのはお経を読むことですが、皆さんが想像する読経は一本調子のお経だろうと思いますが、声明はお経に節がついていて、歌に近いものです。音痴の私にとっては少々苦手分野になりますが、お声明を聴くのは大好きです。
声明だけでなく、雅楽もいっしょに参加する法要でした。僧侶が雅楽?と意外に思われる方も多いのではないでしょうか。雅楽というと宮中行事だったり、舞踊であったりで登場することが多いとおもいますが、本願寺派では雅楽が法要に取り入れられ「音楽法要」というものもあります。
このようにお声明と雅楽とが一緒になって行う法要なのですが、今回は「大衆声明」ということで、聴衆もいっしょに声明にご唱和くださいというものでした。単に僧侶が提供するだけではなく、参加する誰もが一緒に唱和するというイベントでした。
私は正信偈を唱和している最中にクリニックから電話がかかってきて中座したため、2階の僧侶の席にはもどらず、1階の一般席にもどり、上から降ってくる声明と雅楽の演奏を堪能しました。聴衆はあまり唱和している人はいなかったようですが、ホールに響く美しい声明と雅楽に包まれて気持ちよかったです。
毎年1月9日から16日まで西本願寺では報恩講が行われます。報恩講というのは親鸞聖人のご命日の1月16日におこなう重要な法要です。聖人のご遺徳を偲び、阿弥陀仏の本願による救いを味わう期間です。
この報恩講の前日に千人声明が行われたということです。全国から集まった僧侶が千人声明の翌日から行われる本山の報恩講にも参加するという動線でした。
私は1月10日に通信教育を受けている中央仏教学院の報恩講に参加しました。仏教学院の報恩講はまだ勉強中の学院生中心に行われるのでまだまだ未熟なのですが、皆の手作りの法要です。声明の第一人者の大八木先生のご指導を受けることができるのもすばらしいことです。私は今回は出勤せず外陣での参加でしたが、とても心温まる法要でした。
明日は西本願寺の晨朝(じんちょう)にも参加したいと思っております。