明日から東京にて在宅医療学会。
久しぶりに宿泊をする学会です。
宿泊を予定していますが、でも、もしかしたら学会中にお亡くなりになって呼ばれるかもしれない方が3名。
とりあえず今日は往診して回りました。

もう残り時間がない、という状況を心揺れつつ受け入れが少しずつ進んでいるご家族様がた。
「岡山の出張中に最後の時間が来た場合」についてのご相談をさせていただくことで、一層その時の近づきを感じ、その悲しい時間が来ることを受け入れていただいたように思いました。

私の仕事の大切な部分ですが、穏やかな時間を作ること、その中で残り時間が少ないことを受け入れて、患者様の旅立ちを見送っていただくこと、これができない場合もかつてありました。

特に病院のホスピス病棟では自分がトップで動いているわけではなく研修中だったこともあり、亡くなった後の悲しみの深さが酷く、見ている私たちも辛いことが多くありました。

今はその経験が糧となり、ご家族様へが悲しい別れの予感を受け入れつつ、穏やかないい時間を過ごしていただけるお手伝いができるようになってきていると思います。

まずは身体症状が軽いこと、これが到達されないと話が始まらないので、頑張って勉強してまいります。